株式投資

株取引においては、実際に株式を売買して行う現物取引と、証拠金証券会社に預けて行う信用取引があります。

株式投資で信用取引を行う場合には、委託証拠金や委託保証金と呼ばれるものを証券会社に預けておかなくてならず、投資家はこの委託証拠金を担保として、現物取引では行えないレバレッジを利用した投資取引や、空売りなどからおこなう投資取引が行えるようになります。

レバレッジを使った投資取引とは、簡単に言えば投資した資金よりも大きな数量の株銘柄の取引を扱えるようにするものになります。
このレバレッジとは、ドアの取っ手などのレバーと同じ語源になっているもので、小さな力で大きな作用を起こすことができるテコの原理にその様が似ていることから、このような名前で呼ばれています。

レバレッジを使うことにより、投資家は少ない資金でも大きな効果が得られる取引を行うことができたり、また、大きな資金をさらに大きくすることによって、巨大な利益を生み出す取引を行うことも可能となっています。

こうしたレバレッジは外国為替証拠金取引、つまりFXなどではよく取り入れられている方法になりますが、株式投資の場合には、委託証拠金を預けた信用取引でなくては、レバレッジを利用することができません。

株式投資の信用取引で利用できるレバレッジは、投資の金額の三倍の量の銘柄を取扱することができるように設定されています。
この事により、投資が成功した時の利益は3倍になりますが、万が一損失になってしまった場合には、その損失の額も3倍となるために注意が必要になります。

一方の空売りは、通常では安くなっている株銘柄を購入し、株式相場の変動で株価が上昇した際にこの株銘柄を売ることによって、その相場レートの差幅を利益として求める現物取引の方法に加え、高く売った株銘柄を安く買い戻すことによって利益を出すことができるようにするものになります。

この空売りの方法を使えば、株価が下落している方向でも利益を出すことができるようになるために、株価の変動が起きていればそれが上昇方向でも下降方向でも、常に利益を得る事が可能になります。

空売りでは、まず証券会社から取引を行う株銘柄を、取引したい数量分借りる事から始まります。
この借りた株銘柄を高い株価の時に売り、売った分の金額を手元に残しておき、株価が下がった時点で証券会社から借りた数量の株銘柄を買い戻し、その株銘柄を返却します。
この事により、高く売った時の金額と、そこから買い戻した株銘柄の価格を差し引いた分が、実際に手にできる利益となるのです。