外国為替証拠金取引

外国為替証拠金取引とは、近年ではテレビのCMなども盛んにおこなわれている金融商品であり、現在多くの個人投資家の投資窓口となっているネット証券でもよく取り扱われている投資取引になります。

外国為替証拠金取引は、FX(エフエックス/margin Foreign eXchange trading)とよく呼ばれており、その名称の通りに外国為替市場の相場の変動を利用した投資取引を行うものになるのです。

FXでの取引で銘柄として利用されるものは、世界中の国や地域から発行され使用されている通貨になります。
この世界中の通貨を、二種類一組として通貨のペアとしたものを実際の取引を銘柄とし、この通貨ペアの通貨を互いに売買しながら利益を得る事を目的としているのです。

通貨ペアになる通貨は、日本の円でなくとも大丈夫であり、例えばアメリカの通貨である米ドルと、オーストラリアの通貨である豪ドルを通貨ペアとして取引を行うことも可能となっており、FXを取り扱っている証券会社やFX取引業者によって用意されている通貨の種類が違っています。

こうした取引を可能にしているものが証拠金であり、わたしたち投資家は証拠金を取引業者に預けることによってこれを担保とし、実際に原物として扱うことが難しいこうした諸外国の通貨による取引を可能としているのです。

この事により、通貨のペアの片方の価値が為替相場のレート変動が上がれば、もう片方の為替レートの相場が上がることになるため、これを状況に応じて取引を行っていけば、為替相場が上昇方向にあっても、下降方向にあっても、相対的にどちらかの通貨の価値が上がっていることになるために、その相場のレートに変動が起こり続く限りは、その相場差益を求める事ができます。

例えば、アメリカの米ドルと日本の円を考えた場合、1ドル100円の為替相場があった場合には、100万円を使ってドルを買えば1万ドルが手に入ることになります。
こののちに為替レートが1ドル110円になれば10万円の利益、逆に1ドル90円になれは10万円の損失になります。

しかし、FXでの場合は証拠金取引によって取引業者から通貨を借りて取引を行っているために、ドルを売って円を買うことも可能となっています。
具体的には、取引業者から証拠金を担保にして、先にドルを借りておき、1ドル100円の相場で1万ドルを売って100万円を手に入れておき、1ドルが90円になったところでこれを買い戻せば差し引きで10万円の利益が出るのです。

このような証拠金取引の特性を利用すれば、利用すれば相場によって生まれる利益の方向が逆になるために、1ドルが100円から90円になったとしても、1ドルが100円から110円になったとしても、どちらからも10万円の利益を得る事ができることになるのです。